寒中見舞い申し上げます②
喪中はがきをいただいた方や、年賀状を出しそこねてしまった方へ、寒中見舞いを出しました。
年賀状リストのチェックをしていて、ここにも気持ちのすれ違いがあるなぁと感じました。年に一回のハガキのやり取りにコミュニケーション不足とか大げさですが、お互いが年末の忙しい時期に年賀状を書いて(印刷)投函したからこそ、正月三が日あるいは松の内に届くわけです。やっぱり出せば良かったと深く後悔したりします。
年賀状は仕事上の付き合いで出す、親戚づきあいで義務として出す、出したいから出す、と理由はいろいろですが、それに対して返信がないと、迷惑なのかな、ハガキの付き合いだけならない方がいいのかな、とやたら消極的な思考に陥ってしまうこともあります。対人関係で臆病になったりするのと一緒ですね。会話がないと相手が何をどう考えているのか分からず、自分の思っていることが言えないまま、すれ違っていく感じ。いくら世の中がメールやLINEで気軽くやり取りできるようになっても、利用しなければ結局は疎遠になってしまいます。
「高齢のため賀状の挨拶を差し控えたく」という年賀状もいただきました。残念な気持ちもありつつ、潔い方だなぁと尊敬します。
コロナ禍で人と会う機会が減っている中、しばらく会えない友人知人との繋がりを大事にしたいですね。